INTERVIEW電機メーカーからの転職。
理系の素養とチャレンジ精神を
存分に発揮できるポジションが
ここにあった。
リスク統括部李 慧
専門的なスキルを身につけたい。
出会ったのが「リスク管理」という仕事。
私は中国の江西省の出身です。母国の大学で通信工学を学び、卒業後に来日して東京の大学院で引き続きネットワークの研究に取り組みました。私は元々海外志向があり、学生時代に日本ならではの文化に興味を持ったことから、日本への留学を決意したのです。
大学院修了後は、そのまま日本でキャリアを積みたいと大手電機メーカーに就職。入社後はしばらく社内SEとしてインフラの構築などに携わりましたが、もっと外に出てマーケットの最前線にチャレンジしてみたいと、社内公募で海外営業に異動。北米向けに電子部品を拡販する仕事に奮闘しました。
こうしてそのメーカーでSEや営業などを経験するうちに、私としてはもっと専門的なスキルを身につけたいという思いが強くなり、転職を意識するようになったのです。
転職エージェントを利用して、私の希望がかなう企業をいくつか紹介していただいたところ、そのうちの一社が三井住友銀行でした。まさか自分が銀行に転職できるチャンスがあるとは思いも寄りませんでしたが、三井住友銀行が「リスク管理」というポジションで人材を募集しているとのことで、実際に面接を受けて話をうかがうと非常に面白い仕事だと興味が湧き、当行への入行を決意しました。
理系出身が武器に。挑戦する意欲と
コミュニケーション能力も評価された。
面接時には、いま私が所属しているリスク統括部の部長から「リスク管理」の業務について丁寧に説明していただきました。リスク管理というのは、金融ビジネスにまつわるさまざまなリスクを定量化し、銀行経営を支えていく重要なポジションだとのこと。目に見えない漠然としたリスクを、数学的なアプローチで「見える化」していく仕事だとうかがい、チャレンジしがいのある専門性の高い仕事だと感じました。
元々数学は好きでしたし、私が過去に培ってきた理系の知識も大いに活かせる。金融の業務経験はまったくありませんでしたが、こうしたバックグラウンドを持っていたからこそキャリア採用の対象になったのだと思います。そして三井住友銀行は、この仕事にぜひ取り組んでみたいという私の意欲を買ってくれました。
前職でも自ら希望して社内SEから海外営業に移るなど、私は新しいことへのチャレンジを好むタイプであり、そうした資質も評価していただいたように思いますし、また、社内SEの時も海外営業の時も多くの人と関わりながら業務を進める経験を重ねてきましたので、社会人として普遍的に求められるコミュニケーション能力も認めていただいたのではないかと考えています。
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