CAREERS RECRUITMENT INFORMATION

INTERVIEW成長機会を求めて
SMBCを飛び出したものの、
法人営業の価値を再認識し
カムバック採用で復帰。

東北法人営業部 次長若林 浩平

融資だけではなく投資も究めたいと転職。
しかし望むキャリアは得られなかった。

私は一度SMBCを退職しています。2006年に新卒で入行し、2018年に他社に転職しました。在籍中は一貫して法人営業に携わり、融資を通した既存顧客の経営支援や新規顧客の開拓に取り組みましたが、キャリアを重ねるにつれて、徐々に自分の成長曲線が緩やかになっている感覚がありました。営業活動の中でベンチャー企業の経営者と接する機会もあり、彼らが人生を賭して事業に挑もうとしている姿に触発されて、「自分はこのままでいいのだろうか」とキャリアを見つめ直したことも。転職する直前は、法人営業部の営業担当者の中では筆頭のポジションになり、次は管理職という段階まで来ていました。しかし、当時の私はマネジメントにあまり魅力を感じず、また、法人営業の仕事にも飽きを感じるようになり、もっと自分が成長できる機会を求めて転職を決意しました。

転職先として選んだのは、国内の大手ベンチャーキャピタル(VC)。銀行の法人営業で融資を手がけていたこともあり、次は投資を経験し、金融の世界で自分が提供できることの幅を広げたいと考えたのです。キャピタリストを志して入社したものの、投資の世界は未経験だったので、最初はファンドへの出資者を募る法人営業から始めることになりました。そこで成果を上げたこともあって、私は法人営業の部門に囲い込まれてしまい、結局、思惑とは違うキャリアを送ることに。そうした状況に悩んでいた折、たまたまSMBC在籍時の先輩と一緒に飲む機会があり、事情をお話ししたところ「SMBCに戻って来たら」と声をかけてくださったのです。SMBC退職後も、法人営業部時代に一緒に働いたメンバーとの交流は続いていて、当時の先輩や同僚とも定期的に会っていました。そこで先輩から復帰を勧められ、さすがに無理だと思っていたのですが、その先輩に人事部へ照会を頂き「可能性はある」ことを知り、もう一度SMBCでキャリアを積もうと決心したのです。

外の世界で経験したことが、
SMBC復帰後の自分の強みになっている。

SMBCへの再入社を決めたのは、転職先のVCで違う世界での営業を経験し、銀行の法人営業の価値を再認識したことも大きな理由でした。そのVCで私はAIやブロックチェーンなどを活用したフィンテック企業への投資ファンドに関わっていたのですが、その実態を知るにつれて、金融を通して企業の経営課題を解決する法人営業の仕事は、けっしてテクノロジーでは置き換えられないと実感。SMBCを辞めた時は、銀行の法人営業に飽きが来ていた私でしたが、いったん離れてみるとその面白さや奥深さをあらためて強く感じ、もう一度チャレンジしてみたいと思ったのです。結局そのベンチャーキャピタルには1年半ほど勤めて退職し、再びSMBCの選考に臨んで、幸いにも再入社を果たすことができました。

復帰後は、退職前と同じポジションで都内の法人営業部に配属され、その部門で最も融資額の大きな顧客をチームで担当することに。私がリーダーを務めて4人のメンバーと共に、そのお客様の旺盛な資金ニーズに応えていく営業活動に取り組みました。そこでは若いメンバーたちを指導育成することにも力を注ぎ、チームで大きなパフォーマンスを上げていくことに喜びを覚えるように。以前の私はマネジメントを食わず嫌いしていましたが、いざその役割を担ってみると実はとてもやりがいのあるポジションであることに気づき、今後のキャリアの方向性も定まりました。

そしてカムバックして2年目に東北法人営業部への異動と同時に次長に昇進。現在、青森・秋田・岩手の3県における営業活動をマネジメントしています。4名の担当者と共に、時にはプレイヤーとして仙台から北東北まで足を伸ばし東北中を駆け巡っています。以前のVCでの経験は、SMBCでも活きていると感じています。プレイヤーとしては、お客様の経営を支援する上で投資という観点を得られたのは大きいですし、またマネージャーとしては、生き馬の目を抜く投資の世界で学んだリアルな企業の意思決定プロセスなどを後輩たちに伝え、営業活動を支援しています。振り返ると紆余曲折ありましたが、結果としては良いキャリアを築いているといま思っています。

SMBCのカラー

派閥などなく、あくまでも顧客志向。SMBCを離れて、あらためてその魅力を実感。

個人の意思を尊重してくれる企業だと思います。SMBCを退職する際、部内のメンバーにそのことを告げた時には職場が静まり返りましたが、最終的には、私の成長に繋がるのならとみなさん転職を応援してくれましたし、復帰した時は、また一緒に頑張ろうと快く私を受け入れてくれました。これには本当に驚きましたし嬉しかったです。また、違う企業を経験して思うのは、SMBCは変な派閥がなく、組織の論理よりも顧客を優先するカルチャーが根づいており、全員がお客様の方向を向いていること。だから、どんな仕事でもチームでベクトルを同じにして、スピード感を持って取り組めるのだとあらためて感じました。

こうした環境でキャリアを重ねていけるのは、実はとても幸運なことではないかと思っています。現場を重視し、裁量を委ねてくれるのもSMBCらしさです。私はいま北東北3県の法人営業を統括するマネージャーを務めていますが、戦略の立案や人材のマネジメントなどはすべて自分の考えで進めており、大きなやりがいに繋がっています。

SMBCで挑戦したいこと

さらにポジションアップし、地域の課題を解決して社会に貢献したい。

プレイングマネージャーのような今の働き方が、自分にはとても合っていると感じています。マネージャーとして人を育てて動かしていくことの難しさを常に感じていますが、メンバーが成長してチームが大きな力を発揮できた時の醍醐味は格別であり、このままキャリアアップしてもっとたくさんのお客さまや仲間と共に、良い仕事を通じて成長できればと思っています。

さらに、いま私が担当している北東北地域は、過疎化や少子高齢化などの深刻な地域課題を数々抱えています。そんな中、地域発で社会課題を解決したいという志を持ったベンチャー企業が数々現れており、そうした企業のビジネスを金融で支援することで地方経済の活性化に貢献していきたい。それが、SMBCが社会で果たすべき大きなミッションであり、私もさらにポジションを上げて地域のお客様から信頼される存在となり、地域のお客様と共に成長していきたいと考えています。

※所属などは、インタビュー当時のものです。
※部署名は現在のものと異なります。
オススメコンテンツ

page top