CAREERS RECRUITMENT INFORMATION

INTERVIEW中途入社者でもすぐに
根幹のポジションに就ける。
コンプライアンスを極めたい
私には絶好のフィールド。

コンプライアンス部栗林 健

国内の銀行でコンプライアンスのキャリアを
さらに高めたいと、外資系生保から転職。

SMBCに転職する以前は、外資系の生命保険会社でコンプライアンスを担当していました。私は学生時代から法律に関わる仕事を志し、大学在学中に行政書士の資格を取得。卒業後、いったん行政書士事務所に就職したものの、企業法務全般に携わりたいと20代半ばでその外資系生命保険会社に転職しました。

当初は法務部に所属していましたが、しばらくしてコンプライアンス部門に異動。ここで関わることになったコンプライアンスの業務が面白く、それから10年以上にわたって私はこの領域を専門にキャリアを重ねました。この間、コンプライアンス部門のスコープの広がりに応じて、従来からの不祥事対応や法規制対応にとどまらず、事故を未然に防ぐリスク管理まで担い、コンプライアンスリスク管理のフレームワークの構築やビジネス部門への支援と監視にも力をふるいました。リスクの予兆を見つけるにはデータの活用も不可欠であり、データの分析スキルを習得。こうして有意義な経験を重ねてきたものの、30代後半になって経営企画/プロジェクトマネジメント部門への異動辞令が出て、それが転職の直接のきっかけになりました。一般的にはこの異動は魅力的なキャリアなのかもしれませんが、私としてはコンプライアンスをもっと極めたいという想いがあり、それが果たせる場を求めて転職を決意したのです。

これまで長らく外資系の生命保険会社でキャリアを積んできたので、自分の幅を広げるために、次は日本企業、生命保険以外の金融、という分野でコンプライアンスを経験したいと考え、転職活動中に出会ったのがSMBCでした。面接でお会いしたコンプライアンス部のマネジメントの方々がみなさんフランクで、会話が大いに盛り上がりました。前職がコンプライアンスやリスク管理に対して先進的と言われる外資系でしたので、そこで私が得た知見について興味津々に質問してくださり、面接の場で「SMBCのコンプライアンスリスク管理はどうあるべきか」という議論にまで発展。新しいことにチャレンジしていこうという柔軟な企業姿勢がうかがえて、そうしたSMBCのカルチャーも私に合っていると感じて入社を決意しました。

一人で複数の業務を担える環境。私の提言が
受け入れられて、体制が変わっていく醍醐味。

入社後はコンプライアンス部に所属し、三井住友フィナンシャルグループ全体で共通の枠組みで実施しているコンプライアンスリスクアセスメントの運営体制の高度化を担うことになりました。その後、担当する業務がどんどん広がり、まだこちらに参画して1年ほどですが、現在は四半期ごとに開催されるコンプライアンス委員会の事務局や、マネジメントへのレポーティングツールである“コンプライアンス・ダッシュボード”を高度化させる企画管理業務なども手がけています。

また、コンプライアンス部に加えてリスク統括部にも籍を置くこととなり、いまは両部門にまたがって業務を進めています。昨今、コンプライアンスはリスク管理の一種であるという考え方が浸透し、企業によっては、両者の垣根をなくして一元的に推進しています。私としても両部門を兼務することでよりスムーズにミッションを追求できるようになりました。

SMBCのコンプライアンス部では、一人で複数の業務ファンクションを兼任するため、いろんな仕事ができるフィールドです。他社では、ひとつのファンクションを数名で担って専従する体制もあるようですが、コンプライアンスに関する経験を早期に横断的に積み上げていくには絶好の環境だと感じています。

また、中途入社でも自由に意見を言える空気があり、私も入社早々、これまでの経験をもとにコンプライアンスリスク管理のフレームワークに関するギャップ分析を実施し、部長に提言しました。そこでコンプライアンスリスクエリアとコンプライアンスリスク管理に関する共通の枠組みで業務を整理するという考え方を示しました。半年後にコンプライアンス部門のあるべき姿を定義し、部門として策定したターゲットオペレーティングモデルにその考え方が取り入れられました。自分のアクションでSMBCを変えることができるのだと実感し、仕事へのモチベーションがいっそう高まっています。コンプライアンスのリスク管理体制に関してはまだまだ高度化できる領域が多く、自らリーダーシップをとって解決に導き、SMBCそしてグループ全体の成長に貢献できればと考えています。

SMBCのカラー

中途入社者にも積極的に活躍の機会を与え、社内に化学反応を起こそうとしている。

面接の時から感じていましたが、SMBCはオープンでフェアな企業であり、新卒入社であろうと中途入社であろうと関係なく能力を評価してくれます。いくらD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を謳っていても、現実的には中途入社者の声があまり聞き入れられないカルチャーの会社も結構あると思いますが、SMBCは違います。私は、中途入社者である私が大切にすべきことを「刺激と調和」だと考えています。刺激を与えることで企業に新しい活力をもたらす一方、周囲との調和もきちんと図りながら変革の力となっていくことです。それが実践できる人は大きな仕事を成し遂げられると思いますし、SMBCはそんな人材を求めています。

そして中途入社の私を、リスクアセスメントやコンプライアンス委員会の事務局といった、コンプライアンスリスク管理の根幹となるポジションにアサインしてくれるのもSMBCらしいと感じています。外部から新しい人材を入れることで化学反応を起こそうとしており、そうしたアグレッシブな企業カルチャーも私はとても気に入っています。

SMBCで挑戦したいこと

ゆくゆくは自ら組織を率いて、コンプライアンスの高度化をリードしたい。

今後、コンプライアンスに関する専門性をさらに高めて、この分野での第一人者を目指していきたいと思っています。グループ全体のコンプライアンスを担うチャンスも得ており、銀行だけではなく、証券や資産運用、カード事業などにも精通して、コンプライアンスからこの金融グループの価値をどう高めていくかというテーマにもチャレンジしていきたい。自分一人の力では限界があるため、ゆくゆくは組織を率いるポジションに就き、こうしたテーマを推進できればと考えています。

金融機関に求められるコンプライアンスは、時代とともに絶えず高度化しています。そこに対応していくために、最前線に立ってどのような組織でどのように業務を運営すべきかを考え、自分で絵を描いて自分で形にしていきたい。それに見合う専門的な知見とマネジメント力を身につけ、コンプライアンスやリスク管理の世界でトランスフォーメーションをリードできるようになりたいと思っています。

※所属などは、インタビュー当時のものです。
※部署名は現在のものと異なります。
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