キャリア採用トップ > 投資銀行部門特集 > 増田 奈穂子(第三話)

投資銀行部門特集
金融未経験から飛び込んだ不動産ファイナンスの世界。想像していた以上に刺激的な場でした。 
不動産ファイナンス営業部 与信管理グループ 増田 奈穂子[2005年7月入社]

【第三話】法律が絡むような難しい案件を自分の手で成し遂げる感動と、そして、お客さまにまだまだ本当に貢献できないもどかしさと。
第一話 第二話 第三話 第四話

これまででいちばん印象に残っているのは、ちょうど入行して1年が過ぎた頃に手がけた案件です。当行がローンを提供している、ある商業施設の開発案件。当初の契約では、竣工と同時に物件を売却する条件のもとでの融資だったのですが、開発の途中でお客さまから「物件の一部を自ら所有したい」というオファーが寄せられ、急遽、契約書を修正することになりました。それを私が担当することに。契約の修正というのは、私にとっては初めての経験。間違いは許されない。弁護士の方と幾度となくやりとりして、苦労しながらも何とか自分の手で最後までやり遂げることができた。あの時は大きな達成感がありましたね。上司からも『よく頑張った』とお褒めの声をいただきました。ビルの竣工式にも参加させていただいて、それも思い出に残っています。

ちなみにこの仕事も含めて、与信管理グループは予定外の事態にも臨機応変に適切に対応しているという評価をいただき、投資銀行部門の表彰を受けました。自分の仕事の成果が認められたこともうれしかったですね。副賞としていただいた商品券は、その日のうちにグループのメンバーとの打ち上げに消えました(笑)。

さまざまな案件に携わってキャリアを重ねてはいるもの、まだまだ自分の未熟さを感じる時もたくさんあります。たとえば先日、当社が関わる物件を所有するお客さまの財務部長が訪れ、その物件の修繕計画について打ち合わせを行いました。

お客さま側としては余剰金で修繕を行いたいとのことで、キャッシュフロー上は問題ないと私は考えたのですが、上司に諮ったところ、「お客さまの会計面から見てその費用負担は妥当なのか」という指摘をいただいて……。私はまだまだキャッシュフローの観点からしか事態をとらえることができない。もっと色々な観点から、問題を捉えられるようにならなければと、そのときあらためて強く感じました。与信管理業務は、当行の資産の保全の為、時には、お客さまに対して厳しいことも言わなければなりません。それと共にお客さまのニーズを満たすような知恵を駆使できてこそ、本当のプロフェッショナル。究めていくべき道のりは長い。でもそれだけに大きなやりがいを覚えています。
次回は、当行の不動産ファイナンス営業部の風土と、私がめざす今後のキャリアについてお話します。
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