

最近、大型のM&A案件が頻繁にマスコミを賑わせています。世間で話題にあるようなM&Aの当事者として、その現場に携わることができるのもやはり三井住友銀行ならではの醍醐味です。私も入社早々、注目度の高いM&Aのアドバイザリー業務に関わりました。
2006年の8月、紳士服業界で激しい争奪戦が繰り広げられました。九州を地盤とする紳士服チェーンのフタタを巡って、大手のAOKIホールディングスとコナカがともに経営統合提案を行い、結果としてフタタはコナカと経営統合することに。新聞等でもこの模様は詳しく報じられたので、ご記憶の方も多いかと思います。
この一連の動きの中で、フタタのアドバイザーを務めたのが当行。私もアドバイザリーチームの一員として、意見書の作成や交換比率の算定などを手がけました。短期間で成果を要求された厳しい案件でしたが、経営者との面談に同席し、M&Aのダイナミズムを肌で感じることができました。そして、社会に対する影響力も……自宅に帰って新聞を見ると、記事になって報道されている。その影響力の大きさに、正直、怖いという気持ちさえ覚えました。
M&Aというのは、企業にとっては非日常のイベント。企業の命運を左右する一大事であることがほとんど。その現場には独特の空気が流れています。特にM&Aの経験のないお客さまからは、私たちアドバイザーは本当に頼られます。そこにいつも関わっていけることに、私は大きなやりがいを感じています。
| これまで私は、いくつかの企業でいろいろな仕事を経験してきましたが、このM&Aアドバイザリーの業務が一番面白いと感じています。とにかく、私自身の力が本当に試される。お客さまに接して、求められたことに的確に応えることができなければ、アドバイザーとして信用を得ることはできない。また、信頼いただいて案件を獲得しても、時間などの制約があるケースがほとんど。そのなかで答えを導いていかなければならない。そのプレッシャーが逆にとてもスリリングで、私のモチベーションに繋がっています。本当に一生を賭するにふさわしい仕事に巡りあえたと、いま強く思っています。 |
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| 次回は、三井住友銀行でキャリアを積むことでどのような人材を目指せるのか、私なりの考えをお話します。 |
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