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投資銀行部門特集
エクイティ側から、シニアレンダー側へキャリアをシフト。あらためてMBO/LBOの醍醐味をここで思い知らされました。 
ストラクチャードファイナンス営業部 MBO/LBOグループ 上席部長代理 浅野井 歩[2006年2月入社]

【第二話】社風はいい意味でイメージを裏切られた。しかし求められるレベルはVC時代よりもはるかに高い。40歳にして自分の世界が大きく広がった。
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こちらに参加するまで、「三井住友銀行」はアグレッシブで、数字に対するコミットメントが強い、そんな企業だという印象を持っていました。もちろん、大きな組織ですので、ある程度の規律は求められますが、入行前のイメージと比べるとはるかに風通しがよく、いい意味で裏切られましたね。特にMBO/LBOグループはとてもチームワークがよく、人間関係にストレスを感じたことはありません。

また、MBO/LBOグループは、さまざまなファンドと連携して案件を組成していくわけですが、こうしたファンドとのリレーションシップ構築は社内の専門部隊が担っており、私たちはシニアローンの専門家として、本来知恵を振るうべき部分に集中できる。こうした環境が用意されているのも、さすがは三井住友銀行だと感じています。

とはいえ、やはりVCと銀行だと立ち位置がまったく違う。対象企業を評価して、どうファイナンスしていくかという点は同じなのですが、その手段が以前はエクイティで、今はシニアローン。ローンだとやはり債権の保全がきわめて重要になる。その文化の違いに、当初は少し戸惑いを感じました。ドキュメンテーションにしても、ボロワー側からレンダー側に立場が替わったことにより、各々の条項の重要性を改めて認識こともしばしば。さらに、銀行はファイナンスに関する豊富なノウハウを有しているので、ファンドに対してファイナンスの組成法などを提案する立場になる。前職よりもはるかに深い知識が求められるポジションだと強く感じています。

また、MBO/LBOのシニアローンに特化した部署に属しているとはいえ、三井住友銀行の一員ですで、自分の専門だけに通じていればいいというものではない。クライアントと接するときも、先方が求めれば、当行が提供する商品やサービスについても語れなければならない。私はそもそも銀行業務そのものが初めてでしたので、極端な例を示せば、銀行にはどのような種類の預金があるのかということすら十分には理解していませんでした。ですから、当初は銀行の基本的な業務を学ぶのにも時間を費やしました。
しかし、こうした経験でバンキングに関する知識が一通り身につけることができた。それはやはり、銀行に籍を置かなければ得られないキャリアだとも思います。この歳にして、自分の世界がさらに大きく広がった感覚がありますね。
次回は、三井住友銀行でこの業務を手がける社会的なインパクトについてお話しします。
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